前のめりに生きる。一歩踏み出せば決してコケはしない。

生きるって大変、でも、だからこそ素晴らしい!

第54歩 お花畑でDANCE HALL

 
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おいおめー、一体どうしたってんだ
 
ww。
まいったね。
お前もっとガサツでお下品でしょーもないこと言って笑かすやつじゃねーかと言われかねないトップ画だ。
 
設定機能に「キャラクター設定変更」を設けてください
 
w。
んだよいいだろたまには。
僕だってたまにはほっこりするのだ。
 
というのも、田舎だと朝っぱらからとってもほっこりする。
 
●朝6:50起床
仕事に向かう親父殿をお見送りするためにとりあえず起きる。
会社を辞めて実家に戻ってきた僕には、べつにこれといって予定があるわけでもないので起きる必要はないのだけど、口数少ない朝の一言二言でもダディと会話をしたいし、ごはん食べさせて頂いている身なので働きに出かけるダディをお見送りするくらいはしなきゃならんだろと思うワケだ。
 
人間の心臓の寿命は大体、鼓動20億回といわれている。
てことは、66歳あたりからは心臓がいつ止まってもおかしくない状況で繰り広げられるエキストラステージなのだ。少しの会話も、話せるときは話しとく方がいいのだ。
それがたとえ朝のおはようの一言でも。
 
顔を洗ってカフェオレを作り、マグカップ片手にタバコを咥えて外に出る。
と、まずは毎朝犬の散歩をしている近所のおじいちゃんが横切るため、
おじいちゃんにおはようございます&ぶさいくなわんこにおはようを言う。
この犬がどうしようもないほどぶっさいくなのだが、どうしようもないほど愛らしい。
そうこうしていると、登校する小学生の一団が通り、川を挟んで反対側から元気に挨拶してくれる。最近突如としてド田舎に現れた正体不明の兄ちゃん(おっさん)だったが、毎朝顔を見ているからということで、僕は少しだけ市民権を得たのだった。
ちびっ子たちにおはようと手を振る。
そしてイレギュラーで山仕事に向かう農家の方たちにおはようの挨拶をして、
ちょうどその頃タバコ1本吸い終わって、親父殿が仕事に出かける。
 
ダディはとある団体職員で、その道一筋働いてきた。ので、まあまあえらい。
ちょっと前、ダディは部下に任せておけばいい資料を自分で作ると買って出て、
起動するのに10分ほどかかるような自宅のオンボロPCでポチポチ作業し、
大満足で出社した。
ダディはなんでも自分でやらなきゃ気が済まない人で、上司にいるとやたらめんどくせーなと感じるタイプだ。この資料作成も、僕が手伝うよと言うのを頑なに拒んだ。
その日の夜、ダディに「資料どうだった?」と聞くと、
とっても恥ずかしそうに「部下が打ち直してくれた」と言うのだ。
 
僕「え!そんなに出来悪かったの?」
父「わしが作ったんだ、出来が悪いわけない」
僕「じゃなんで打ち直したのよ」
父「・・・」
父は、おもむろにカバンから取り出した。
 

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うわぁぁぁぁっんおとうさーーーーん
 
ふろっぴーでぃすくーーーww
まいったね親父。
そりゃ今時フロッピーにデータ入れてってもどうにもならねーわ。
うちはネット環境がないため、普段メールで飛ばすデータをどうやって会社に持っていくか散々考え、とはいえ古いPCなのでUSBがなかったようだ。
親父惜しかったな、せめてCDROMにしときゃなんとかなったな。
言ってくれりゃよかったのに。
こんな感じなもんで、おそらく会社のなかでは時代遅れのくっそアナログ頑固親父として煙たがられてんじゃないかと安易に想像できる。
 
ダディのしゃきっとした背中に「行ってらっしゃい」と声をかける。
大丈夫だ親父。会社でどう思われようが僕の自慢のダディだぜ。
 
ご武運を
 
そんな具合に、朝タバコを1本吸うたった3分の間に、たくさんほっこりする。
都会にいる頃には到底味わえなかったほっこりだ。
そんなほっこりタイムを味わったあと、小さい頃駆け回った道を散歩していて出会ったきれいなコスモスを見つけちゃったりなんてしちゃった日には、思わず写真も撮るだろうし顔も綻ぶだろうし、胸きゅんしちゃうだろうし。キャラ設定変更しちゃうだろうし。
 
ママンには「ぷらぷらしてんじゃないよ」と怒られちゃうし
 
ww。
そう言いなさんなよ。
ある意味、死ぬほど働いてた今までより毎日充実してんだぜ。
ママンに俺の寿命20年くらいあげるから、この時間を大切にさせてはくれまいか。
たくさん転んでたくさん泣いたら、きれいな花が咲くんだよ。