前のめりに生きる。一歩踏み出せば決してコケはしない。

生きるって大変、でも、だからこそ素晴らしい!

第49歩 ここに飛ばず

 
 
僕は今、とっても怒っている。
 
 
実家はネット環境がない。
これは仕方ない。こればっかりは仕方ないのだ。
僕が帰って来るのが分かっていてどうしてネット環境整えなかったんだなんて、
そんなカスみたいなこと言うつもりはない。
世界から零れ落ちてしまったような、忘れ去られた陸の孤島のような田舎で慎ましくひっそりと暮らす、ガラケー使用のダディとママンには、ネットなんてまったく必要ないのだ。
「ネットないの?」なんて聞いちゃった日には「大きいの?小さいの?大きいのはちょっと破れてっけど」と洗濯用ネットを渡されるようなレベルだ。
 
 
こればっかりは仕方ない。
 
 
ので、しばらくはケータイのテザリングで乗り切っていたのだが、
そんなもんあっという間に命果てる。
1日1本はHuluかNETFLIXで映画を観たいだなんてバカな考えは、
関西から引き揚げる際、フェリーの甲板から海に投げ捨ててから帰るべきだった。
 
そういえばとポケットWifiを持っていたことを思い出し、
倉庫にぶち込まれたままの引っ越し段ボールを漁り、繋いでみる。
心配したアンテナも、見事に全開立つ。
これには大変感動した。
そこらへんには立つこともままならないご老体ばかりの田舎において、
アンテナはしっかり立っているというこの状況、なんだか複雑な気持ちだが、でもうれしい。
ああ、とても素敵。
これで、調べ物や動画がさくさく観れる。
と、調子に乗っているとすぐさま速度制限がかかる。
 
 
俺の創造意欲にまで速度制限かけやがって
 
 
くそっ、なんで愛知県の歴史を調べる1ページ開くだけで数分待たなきゃならんのだ。
やってられっかと市民図書館へ行くことを考える日曜の朝。
 
これなら資料はすぐ手元に開ける。
が、やはりネットのスピードと情報量には及ばない。
ちょっとした調べ物や、関連資料はネットの方が断然早い。
そこでふと思ったのだ。
 
 
てか、図書館って公共Wifi飛んでるもんじゃない?
 
 
スタバとか気の利いた洒落たカフェなんて僕の田舎には言うまでもなく、ない。
図書館以外に市民が集うところなんて、市役所とスーパーと祭場くらいのもんだ。
んなもん確実に飛ばしてるだろ、図書館に。
 
 
ここに飛ばずして何処に飛ぶ
 
 
ケータイで市の無料提供Wifiリストを調べてみる。
こんなに小さな市でも、20か所ほど公共スポットを設置してあるらしい。
んだよ便利な世の中になったもんだなおい。
間違いなく図書館も入ってるだろ、どうせTOP3入りだバカ野郎。
 
 
え!
図書館飛んでない。
 
 
図書館飛んでねーくせになんで床屋に飛んでんだ
 
 
図書館飛んでねーくせになんで居酒屋には設置されてんだ!
図書館飛んでねーくせになんで婦人服店には設置されてんだ!
図書館飛んでねーくせになんで老人ホームには設置されてんだ!
図書館飛んでねーくせになんでカラオケ店には設置されてんだ!
図書館飛んでねーくせになんでスーパーには設置されてんだ!
 
 
おい床屋、あんたさては市職員と寝たな?
 
 
どうなってんだ一体。
図書館は備え付けのPCあるし本を読むところだから必要ないてことなのか?
いや、床屋は髪切るとこだし居酒屋は酒呑むとこだしそっちのほが必要ない。
黙ってられっかと、市役所職員の同級生にラインを送る。

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と、こんな具合だ。
以下、不毛な話と差別発言や人格疑われそうな個人的やりとりが続くため、抜粋することとする。
 
僕「てかネット環境なんて担当じゃなくてもなんとかなるだろ。お前は一体何課だ?」
友人「生活環境課」
僕「モロ担当っぽい響きじゃねーか」
友人「いや、名前はそうだけど、俺、ゴミ担当なの」
 
 
・・・。
まるで僕がゴミだと言われてるノリだ
 
 
ww。
日曜の朝っぱらからガタつく僕の話を聞いてくれる彼、ゴミ担当とは粋な返しをしてきやがる。真意はさておき、久々ラインで笑ったぜありがとう。
まいったね。
もうお前となんか遊んでやんねーからなとラインを終える。w
 
そんなことがあって、僕はとっても怒っている。
つまり、男子テニス上海マスターズのジョコの態度にとっても怒っているのだ。
 
 


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