前のめりに生きる。一歩踏み出せば決してコケはしない。

生きるって大変、でも、だからこそ素晴らしい!

第47歩 海は青く

 
 
10月8日AM3:00
ゲストハウスの皆様にお別れの挨拶をしたはずなのに、やはり戻ってくる。w
ラスト1日泊めてくれ。呑み過ぎちゃった。
快くOKしてもらい、きゃっきゃ言いながら過ごす。
 
10月8日AM10:00
今度こそ本当にお別れを告げ、くそお世話になりましたとあとにする。
固く握手を交わし、本当にありがとうございましたと頭を下げつつ、僕の前職当てクイズについに終止符を打つ。いや、べつに大した仕事でもないのだけど。
会えなかったスタッフもいたので、皆さんに向けてお礼の手紙を渡す。
と、お手紙をもう一枚。
受付のねーちゃんの一人に恋路に悩む方がいて、彼と約束した1年後に彼のもとに行くべきか、自分のやりたいことをするために断るべきか迷っていると。
その子には、「2年後に読んでくれ。それまでは開けちゃだめ」というルールつきの手紙を渡す。
 
僕にはその子がどちらを選択するか、なんとなく分かる。
でも、答えを出すのはいつだって結局は自分だ。
「その答えを選んで良かったね」という旨の内容の手紙だ。
 
 
 
外れてたらくっそ恥ずかしいけどな
 
 
 
いいんだ。
あいつ分かったような口利きやがってと恥をかいてもどうせ2年後だ。
涙涙のお別れをしてゲストハウスを後にする。
 
10月8日PM0:00
まだ関西いるのか?と、前職でお世話になった50代の方から連絡。
お昼ご飯をご一緒することになる。
 
PM2:00
まだ関西いる?2人目。昼ご飯2回目。
 
PM5:00
メガトン級にお世話になった40代男性のご自宅に、くそお世話になりました今から出ますと、最後に頭を下げに行く。
またいつでも帰って来いと言って頂き、去る。
バイクで走るよ走る、大阪南港。
3連休だからか、フェリーにはくっそ乗客がいる。
ええ、そうです。
 
大すっぴん感謝祭
 
すっぴんフェチの僕にとってはくっそ天国です。
船内のお風呂から出てくる女性やすれ違う女性みんなすっぴん。
とても幸せな気分で船中泊おやすみなさい。
ごちそうさまでした。
 
翌朝、バイクで下船し、ひたすら田舎道を走らせる。
途中で雨に降られ、コンビニで雨宿り。
「アルバイト大大大募集」という貼紙の時給が700円台。
その破れ加減と日焼け感からして、バイト募集して10年くらい経ってるノリだ。
ああ、そういう感じか。
決して田舎をバカにしているわけではないが、やはり厳しいものがある。
いや、「世界の車窓から」のBGMが船内で流れていたときから、
田舎への違和感には薄々気づいていた。
 
海しか見えないからね
 
そんな旅気分煽ろうとしてもだめなんだから。
そんなことを思い出しながら、バイト募集の貼紙を見つめる。
バッタが3匹もはりついている。
どうやらバッタも職を探しているらしい。
バッタがんばっ。
俺が店長だったら入れてやるんだけどな。
 
てなもんで、いよいよ実家に到着。
 
 
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くっそ久しぶりに田舎に帰ってきた。
 
家から徒歩30秒でこの景色だ。
よほどの野生っぷりが伝わるだろうか。
 
で、帰って早々、旧友が集まってくれるとのことで呑みに行くことに。
ママンは当然激オコだ。
一昨日、関西でどんちゃん騒ぎしているときにママンからの電話があった。
 
ママン「あら、賑やかで楽しそうじゃない」
僕「う、うん。連日偲ぶ会を開いて頂いてまして」
ママン「ふーん、いつ帰ってくるの?」
僕「あ、えと、あの・・・」
 
ママン「いい加減にしときなさいよ?」
 
申し訳ございませんすぐに帰りますと電話を切る。
明確に、何日何時くらいに帰りますのメールには、くっそ可愛らしい絵文字が踊るメールが返ってくる。何なら❤つきだ。
いくつになっても、母ちゃんは母ちゃんだ。
 
そして帰ったと思いきや、即呑みに出掛ける僕をみてママンは当然絶句する。
大丈夫だママン、すぐにいなくなったりはしないから。
 
 
田舎は、当たり前なことを当たり前に幸せだと再認識させてくれる。
 
海ってこんなに深く深く青かったんだ
星ってこんなに懸命に瞬いているんだ
野菜ってこんなに瑞々しくおいしいんだ
家族ってこんなにあったかいんだ
 
なんだか、とってもほっこりしてる。
 
道を歩けば、小中学生が「こんにちは!」と挨拶してくれる。
高校生は、少し恥ずかしそうに会釈してくれる。
信号のない横断歩道に立ち止まると、待たずとも車がすぐに停まってくれる。
 
都会にあって、田舎にないものがたくさんある。
でも、田舎にしかなくて都会では滅多に見つからないものだってたくさんある。
 
夜、ママンと一緒にスーパーに買い物に行ってみる。
ママンとスーパー行くなんて小学生ぶりだバカ野郎。
 
ただ、少し気になることもある。
ママンの物忘れのひどさだ。
会話にはたくさんの「あれ」が出現し、
「あれどこ置いたっけ」と頻繁に口にする。
母方の両親も痴呆が早かった。
ので、とても心配。
泣いちゃいそうだバカ。
 
今までたくさん好き勝手させてくれたんだ。
恩返しするタイミングと、残された時間を大切にしなければ。
今回、一度実家に戻ってきたのはもしかするといいタイミングだった。
たくさん考えよう。