前のめりに生きる。一歩踏み出せば決してコケはしない。

生きるって大変、でも、だからこそ素晴らしい!

だるまさんが転んだ4回目 お地蔵さんみたいな人

 
これだけ同じゲストハウスにいると、それなりにスタッフの方とも話すようになる。
とりあえず10日間の宿泊代を払っていたのが今日までだったので、このあとどうするか考えるAM8:00。
 
3連休、どこかに旅するのも悪くない
 
もちろんお金をかけず。
幸い、中型のバイクを持っているので、移動は自由だ。
 
ガソリン無くなるまではな
 
大学時代に60万で購入した思い出のバイク。
父親は、とことんバイクに乗ることに反対した。
父親自身、バイクで事故をしたことがあるからだ。
おじさん、父の弟も生死を彷徨うレベルのバイク事故を起こしたことがある。
それでも言うことを聞かない僕に、最後はもう好きにしろ田舎には帰ってくるなと大激怒した。その数日後、父から交通安全のお守りと手紙が届いた。
「自分の命を大切に、人の命はもっと大切に」と。
 
3連休はゲストハウスもくそ忙しいらしく、ベッド残は1つのみらしい。
とりあえず明日までの宿泊代を追加で支払い、ちょっと考えることにする。
 
「何ならベッドなかったらお金要らないので共有スペースで泊まってもらってもいいですよ」と笑うスタッフのねーちゃん。ww
ありがたい。帰るところがあるって本当に気持ちが楽になる。
 
誰かと知り合うと、やはりいつも「何のお仕事されてるんですか?」という会話になる。人間って不思議なもので、「どんな人だろう?」と相手を探るとき、まず職業を気にする。
「何色が好きですか?」とか「どんなことに興味ありますか?」より、職業だ。
個人的にはあまり好きではない。
ちなみに、スタッフのお姉さんは僕が仕事辞めることを知っているので、
「何のお仕事されてたんですか?」という聞き方だ。
 
警察官だからといっていい人間とは限らないし、弁護士だからと言って正義の人かは判断できない。前にも言ったが、職業に優劣なんてない。単純に興味かもしれないが、職業で人と関わる扉を作りたくはない。
人の善し悪しは収入や職業、住んでる場所で決まったりなんてしない。
コネを使って年収1500万越えの会社に入ったぼんくらと、己の努力を積み重ね芸を磨き、収入が少なくても自分の足でしっかり立ってる人間とは人間の度合いが違いすぎる。
 
だれかを好きになったり興味を持つって、そういうことか?
 
 
どんな職業をしているかより、どんな人生を歩んできたか知りたい。
どれほどきれいな夜景を一望できる都会の高層マンションに住んでいるかどうかより、どんな景色が好きで、何に触れてきたのか知りたい。
どんな社会的地位を持っているかより、どんな大事なものを持ってるか知りたい。
どんな時計をしているかより、何のブランドを身に纏っているかより、何に対してどのくらいの長さのものさしを持っているか知りたい。
 
人は情報を欲する。
それに安心感を得て、共感できるところを探し、そして理解した気になる。
 
 
何も分かっちゃいないのに
 
 
たぶん、職業や収入を聞いてくる人に悪意はない。
何気ない会話のなかのひとつに過ぎない。
でも、「僕は殺し屋です」と言ったら会話終わっちゃうでしょ。
「高校の教師です」というと、安定していて真面目なんだろうなと思い込むでしょ。
「OLです」と聞くと、ああ、そうねと思うでしょ。
「サラリーマンです」というと、収入とか名のある会社か気になるでしょ。
「無職です」というと、このクズがと思うでしょ。
 
ちなみに、スタッフの姉ちゃんがみる僕の前職の予想は美容師らしい。
こんな髪ボサボサの美容師いないだろ。髪切る金もったいない。w
「内緒ですぅ~」と、タラちゃんっぽく走る音にまで効果音つけながら去る。ww
 
 

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今日もお地蔵さんは優しいスマイルをみせてくれる。
仕事で、人生で、最高にお世話になってきたとある86歳のレジェンドに頂いたものだ。
こんな状況になったとき、「負けるな」と筆字の手紙を添えてもらった。
毎日ボロボロになるまで働いて、本当にこのまま死ぬんじゃないかと思うほど辛かった時期があった。一瞬、逃げ出したいこともあった。そんなとき、彼がぽつりと言った。
 
「死ぬかと思うほどつらいときもあるだろう?僕も若い頃何度も思ったことがある。大丈夫だ、死なない。とにかく諦めずに進み続けるんだよ」
 
80歳過ぎても現役バリバリの人の言葉は説得力あり過ぎる。ww
 
今日の朝、風邪をこじらして体調がすぐれないと言いながら「体調は大丈夫か?」と電話をくれた彼。
 
風邪ひいてる86歳に体を心配される29歳
 
ww。
まいったね。逆だバカ。w
体調回復したら食事行こうと誘って頂く。
とはいえ、ご高齢だ。
 
あと何度お会いできるか分からない。
同じ時間を共有させてもらえる1秒でもムダにしてたまるものか。
彼の笑顔としぐさと言葉と空気、思想と存在すべてを心に吸収してやる。
彼がいなくなっても心の中で会話できるほどに。
 
罰当たりかもしれないが、お地蔵さんはただの置物だ。
別にありがたみを感じるわけでもない。
大事な人にもらったものだから大事なだけだ。
もし石ころをもらったとしたら、僕は死ぬまで石ころを大事にするだろう。
もし石を投げなければならない大事な時があれば、僕は迷わずこの石を投げるだろう。 
 
大事な石ころなのに?
いいや、大事な石ころだからだ。
 

 


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